「インデックス投資信託購入の際に気を付けるべき5つのポイント」
いよいよ2024年が始まって新NISAが始まりました。どんな商品を購入するかこれからお考えの方もあると思います。
投資信託を購入する際に私が気を付けているポイントをお伝えしますね。
「インデックス投資信託購入の際に気を付けるべき5つのポイント」
目次
- はじめに
- ポイント1:投資対象を知る
- ポイント2:コストの安い商品を選ぶ
- ポイント3:規模の小さなファンドは避ける
- ポイント4:運用実績の無い・短いファンドは避ける
- ポイント5:利便性を考える
- まとめ
はじめに
インデックス投資信託は、市場全体の値動きに連動するような運用を目指す投資信託です。
少額から始めることができ、長期的に積み立てることで、資産形成に役立つと言われています。
しかし、インデックス投資信託には、さまざまな種類があり、どれを選べばいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は、インデックス投資信託を購入する際に気を付けるべき5つのポイントをご紹介します。
ポイント1:投資対象を知る
インデックス投資信託は、さまざまな投資対象に分類されています。
例えば、日本株や米国株、世界株、債券、リートなどがあります。
自分の投資目的やリスク許容度に合わせて、適した投資対象を選ぶことが大切です。
具体例
例えば、将来の年金準備のために資産形成をしたい場合は、日本株や世界株などの株式インデックス投資信託を選ぶとよいでしょう。
一方、元本を守りながら資産を増やしたい場合は、債券インデックス投資信託を選ぶとよいでしょう。
ポイント2:コストの安い商品を選ぶ
インデックス投資信託には、販売手数料と信託報酬という2つのコストがかかります。
販売手数料は、投資信託を購入する際にかかる手数料で、初回のみかかります。
信託報酬は、投資信託を保有する期間中、毎年かかる手数料です。
コストが安い商品を選ぶことで、運用成果をより大きくすることができます。
具体例
販売手数料は、ノーロード(無料)の投資信託を選ぶとよいでしょう。
信託報酬は、0.1%以下の商品を選ぶとよいでしょう。
あとその他経費をプラスした「総経費率」も考えてください。
こちらは2024年4月から開示されていく予定です。
ポイント3:規模の小さなファンドは避ける
インデックス投資信託の規模が小さい場合、流動性が低くなる可能性があります。
流動性とは、投資信託を売却したいときに、すぐに売却できるかどうかの指標です。
流動性が低いと、売却時に希望する価格で売却できない可能性があります。
具体例
ファンドの純資産総額が100億円以上の商品を選ぶとよいでしょう。
ポイント4:運用実績の無い・短いファンドは避ける
運用実績の無い・短いファンドは、実績がわからないため、リスクが高くなります。
運用実績が10年以上ある商品を選ぶとよいでしょう。
ポイント5:利便性を考える
インデックス投資信託は、購入や積立、売却のしやすさなど、利便性も大切です。
購入や積立は、インターネットや電話で簡単にできる商品を選ぶとよいでしょう。
売却は、証券会社や銀行の窓口で簡単にできる商品を選ぶとよいでしょう。
まとめ
インデックス投資信託は、長期的な資産形成に役立つ投資商品です。
購入する際には、上記のポイントを参考にして、自分に合った商品を選びましょう。
いかがでしょうか。購入する際の参考になれば幸いです。
あと私は購入する際に目論見書と運用報告書を確認しています。
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