「改めておさらい。iDeCo(確定拠出型年金)のしくみ」
私がiDeCoの制度を知ったのは2015年で2016年からすぐに始めました。その時に「投資」というものを意識したのだと覚えています。
NISAと比較されることの多いiDeCoについて今回はご紹介しますね。
「改めておさらい。iDeCo(確定拠出型年金)のしくみ」
目次
概要
iDeCo(確定拠出型年金)とは、自分で掛け金を拠出し、自分で運用する私的年金です。
従来の年金制度は、企業や国が掛け金を拠出し、運用を行い、老後に給付される「賦課方式」が主流でした。一方、iDeCoは、自分で掛け金を拠出し、自分で運用を行う「積立方式」を採用しています。
iDeCo(確定拠出型年金)の特徴
- 税制優遇が受けられる
- 運用商品の選択肢が豊富
- 加入・運用・受取の自由度が高い
加入条件
iDeCo(確定拠出型年金)に加入できるのは、以下の条件を満たす方です。
掛金
iDeCo(確定拠出型年金)の掛金は、月額5,000円以上、上限は月額68,000円です。
掛金は、毎月、年金掛け金拠出口座に拠出されます。
運用方法
iDeCo(確定拠出型年金)で運用できる商品は、大きく分けて以下の3つです。
- 預金型
- 投資信託
- 保険
預金型は、安全性が高い一方、リターンも低めです。投資信託は、リスクとリターンのバランスが取れています。保険は、保障と運用を組み合わせた商品です。
受取方法
iDeCo(確定拠出型年金)の受取方法は、以下の3つです。
- 年金方式
- 一時金方式
- 併用方式
年金方式は、60歳以降、毎月一定額の年金を受取る方法です。一時金方式は、60歳以降、一括で受取る方法です。併用方式は、年金方式と一時金方式を組み合わせる方法です。
まとめ
iDeCo(確定拠出型年金)は、自分で掛け金を拠出し、自分で運用する私的年金です。税制優遇が受けられる、運用商品の選択肢が豊富、加入・運用・受取の自由度が高いなどの特徴があります。
iDeCo(確定拠出型年金)は、老後の資産形成に役立つ制度です。加入を検討してみてはいかがでしょうか。
いかがですか。NISAとの最大の違いは60歳までに受け取れるかどうかです。もちろん目的がそもそも違います。節税ばかりに気を取られてしまわないように「なぜこのiDeCoの制度を利用するのか」を考えて上手に利用しましょう。